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  • 2018.04.13 Friday
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地球学

霊の呼吸

今回は人間にとってとても大切な「呼吸」について考えてみましょう。

「呼吸」を理解するとき、3つの視点をもって考えてみることは大切です。

1.身体的な呼吸
2.時間的な呼吸
3.霊的な呼吸


単に「息をする」という意味において呼吸を捉えるより、もっと深い意味を認識できるなら、心身ともに健康で楽な人生を歩めるのではないかと私は信じているからです。



霊的な学びをしていると言語の中に共通の概念を見出すことが多くあります。

呼吸もその1つです。

「霊」と「呼吸」とは一つの同じ言葉として表現されていました。

サンスクリットでは「プラーナ」
ヘブライ語では「ルアチ」
ギリシャ語では「プネウマ」
ラテン語では「スピリトゥス」がそうです。


呼吸は霊、もしくは生命エネルギーの象徴として、古代から尊ばれてきたのですね。

呼吸の大切さを説いているアンドルー・ワイル医学博士は

「呼吸は健康とウェルネスの世界につうじる扉を開ける鍵であり、身体的・精神的・霊的な調和を高めるための技法として学ぶことができる機能である。ヨーガ、武道、アメリカ先住民の宗教から自然分娩、オステオパシー医学に至るまで、実に多様な伝統が、呼吸を生命機能でもっとも重要なものだと定めているのである。」

と語っています。


1.身体的な呼吸

呼吸とは息を吸って吐くことです(*^^)v

人が呼吸しているのをみると、たいていの人は呼気よりも吸気に力を入れがちなのだそうです。

呼吸は意識的にもできるし無意識にもできる、人体に唯一の生理機能で、完全な随意機能であるとともに完全な不随意機能でもある2つの神経系をつなぐ架橋なのです。

意識的に呼吸をコントロールできるようになれば、自律神経の活動状態を変えたり、さまざまな「不随意」機能に働きかけたり、また感情や健康をも安定・回復させることが可能なのだといわれています。

インドのヨーガの達人たちは、呼吸のコントロールを身につけることによって、薬なしで血圧を下げたり、心拍の乱れを鎮めたり、消化機能を高めたりすることができる。また情緒が安定し、精神の動揺から自分を遠ざけることが出来るようになるとも言われています。

大きな呼吸と呼ぶ「呼吸法」を実践すると、魂や霊にも大きな意味でプラスのエネルギーを取り込んだり、マイナスを吐き出したりすることが出来るようになるのですね。

最後に簡単な「呼吸法」を記述していますので、ぜひお試しくださいね。


2.時間的な呼吸

ヨガのマスター手引書によれば、ヨガによって心が静められると、時間━すなわち心理的な時間━が存在しなくなる。といいます。

文明化された生活の騒々しさのなかにいて、私たちはめったに時間を見出さず、『現在』に生きていることすら考えなくなりがちです。
過去を想い、未来を夢みつつ『現在』を過ごすという「時間」のなかで、静止し、永遠を体験できるようにさせてくれるようです。

また瞑想のマスターによると、休息時間の使い方について次のように言われています。

「昼のあとには夜が訪れるように、仕事のあとには休息が訪れる。精神修養をつんだ者とそうでない者とのあいだに差があらわれるのは、仕事と対比されるこの『休息時間』の使い方である。初心者は無用な会話や漫然とした考え事に、過去の体験の漫然とした回想やまだ起っていない出来事に対する心配に、あるいはまた、精神的エネルギーのかわりに金を使ったのだとすれば、すべての分別ある人から無分別な浪費家として排斥されてしまうようなやり方で、その他の多くは不経済なことに金を浪費してしまうのである。」(クリスマス・ハンフリーズの『集中と瞑想』より)


時間を「現在」「過去」「未来」という時の流れと捉えるのか、「現在」と「永遠」の二極化としてみるのか、あるいは「現実・物質的時間」か又は「心理的・霊的時間」として認識するのかは、人それぞれです。

そうだからこそ「時間」というトリックから抜け出して、魂の呼吸や霊の休息を養うことは大切なのだということですね。

時間を止めることが出来たら…!
と願ったことはありませんか?

物理的な時間を止めることは出来なくても、精神世界の中では無時間・無空間・無意識の状態は存在しています。


時間という概念のなかの「1点」で呼吸をする訓練をしてみることで、人は時間を超越した精神世界に繋がっていくことが出来るようになるのです。

毎日という24時間を過ごすのは心理的な時間を体験していること。
そして人が心理的な時間を放棄できるのは、「呼吸」が理解などではなく経験という神秘を体験し始めることなのです。



3.霊的な呼吸

    

深い呼吸をおこなうと、それだけ生命エネルギーは濃縮され、人体に取り込まれることで生命力は高まると考えるのは自然なことです。

霊=呼吸という言葉の定義が正しいと考えるなら、深い呼吸を行なうことは霊的なエネルギーが活性化されることにつながっていると考えても不思議ではありません。

からだの内側と外側の空気をつないでいるのが呼吸です。
意識と無意識の両方で働きかけをできるのも呼吸ですね。(身体的な呼吸で述べたように)

息を吐くことは収縮であり、息を吸うことは膨張です。

観測できるこの宇宙でさえも膨張していますが、いつか限界を超えたなら原初の一点に向かって収縮をし、宇宙という壮大な一呼吸が終わりをむかえることにもなるでしょう。

キリスト教の世界では「祈り」は霊的な呼吸であるといいます。
祈りを捧げている時間、人は「肉体」的には動きが止まります。そして時間を超えて神との対話に入ります。時間はその人の祈りにおいて、意味をまったく持たなくなるのです。そして祈りは深い呼吸を始めるのです。
聖霊が祈りを聞きに降りてきて、祈りを捧げている者の霊と交わるのですね。

瞑想も同じような本質的意味を持っています。

時空を超えた広がりのなか、日常意識から脱却し、呼吸に集中することで解脱にいたって光明を垣間見ることが出来るのだと思います。


呼吸は「自分」と「自分以外」をつなぐ架け橋だということ
そんな大切なことを呼吸は教えてくれるのです。


深い「呼吸法」をぜひ一度実践してみてくださいね。



まず、「フーッ」という音とともに口から息をすっかり吐き切る。

つぎに口を閉じて、鼻から静かに息を吸いながら、1から4まで数える。

息をとめ、とめたまま、こころの中で1から7まで数える。

今度は「フーッ」という音とともに、口から息を残らず吐き切りながら、1から8まで数える。
それで一呼吸になる。

また息を吸いはじめ、あと三回呼吸をする。


全部で四回の深い呼吸をする。

舌の先を上の前歯の裏側と歯ぐきの境目あたりにつけ、四回の深い呼吸が終わるまでそのままのかたちにしておく。
(肯定的で太陽的なエネルギーの流れと否定的で太陰的なエネルギーの流れという二本の流れは、舌の先と上の前歯の背面端にはじまりそこで終わるため、その二つの構造物を接触させておくことで、呼吸のエネルギーを消散させずに体内にとどめておくことに通じると考えられている)

つねに鼻から静かに息を吸い、口から吐き出すことを忘れないように。
舌の先は指定の位置に置いて、呼気は吸気の二倍の時間をかけてゆっくりと行なう。
一呼吸の時間が重要というのではなく、4・7・8の比率が重要。


この呼吸法は神経系に対して、天然の鎮静剤ともいうべき効果を発揮していきます。
深い呼吸を四回行なっただけで、意識に生じた変化に気づくこともある。たとえば超然とした気分、軽くなったような感じ、まどろみのような状態になっていたり。

この方法は自信をもって皆さんにおすすめできる。
どんな人にもきっとよい効果をもたらすはずである。


(引用:ナチュラルメディスン アンドルー・ワイル著 春秋社)

ワイル博士のナチュラル・メディスン
ワイル博士のナチュラル・メディスン
Andrew Weil,上野 圭一
  • 2010.05.30 Sunday
  • 14:04

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